さて、若手、中堅社会人ともなると、クレジットカードもいくつか持っておきたいものです。学生時代に比べて自由になるお金も増え、支払いの機会も増えていると思います。
最近はキャッシュレスでの支払いも一般的になってきており、代表格のクレジットカードから、SuicaやQUICPayのような電子マネー、PayPayや楽天Payのようなバーコード決済と様々です。
ところでみなさん、キャッシュレス決済をする際に効率的にポイントを貯められているでしょうか?支払いが増えてくると、それに伴って溜まっていくポイントも馬鹿にはなりません。
楽天PayやPayPayのように、バーコード決済で楽天ポイントやPayPayポイントがたまるものもあります。ではなぜ私がクレジットカード選びを大事にすべきかというと、クレジットカードはポイントサイトやその他のキャッシュレスへのチャージ時にポイントを2重取りできるからです。
クレジットカードそのものにもポイントはありますが、ECサイトでの支払い時や、ポイントサイトを経由しての支払い、キャッシュレス決済へのチャージなど、様々な場面でのポイントゲットが可能です。
クレジットカードには年会費無料のものから、少額の年会費がかかるもの、高額な年会費が必要なゴールドカードやプラチナカードなど様々あります。
あまり派手にカードを使わない、という方は無料のもので良いかと思います。ただ、生活スタイルに合わせて使うカードを選んでみると、効率的にポイントを付与できたり、特典がもらえたり、お得に暮らせる可能性もあります。
今回は、若手、中堅社会人向けのクレジットカードを、生活スタイルに合わせて紹介していきます。
年会費無料のおすすめクレジットカード
まずは申し込みやすい年会費無料のクレジットカードから見ていきましょう。
年会費無料といっても、使い方によっては効率的にポイントを貯めることができます。年会費無料のクレジットカードは生活スタイルに合わせて利用するカードを選ぶこともポイントです。
以下に、主な年会費無料のクレジットカードを紹介します。
楽天カード
まずは王道の楽天カードです。こちらは言わずもがな、楽天市場や楽天トラベルといった楽天経済圏を中心に日々生活している方は必須と言えるでしょう。
楽天市場や楽天Books、楽天トラベルなどでの支払い時や、楽天Payへのチャージ時にポイント優遇があることが特徴です。
貯まるポイントは楽天ポイントです。普段、楽天で買い物をする機会が多い方には、そのままお買い物に使える有用なポイントです。一方で、他のポイントへの変換効率はあまりよくなく、基本的には楽天ポイントとして使うか、2ポイント1マイルでANAマイルに変換するなど、使い道は限られます。
セブンカード・プラス
イトーヨーカドーが最寄りであったり、普段良く使っている人にはおすすめのカードです。
普通にイトーヨーカドーで買い物をするとポイントがたまります。また、8のつく日は5%オフになります。ポイントはだいたい0.5%〜1%くらいが相場なので、そう考えると5%オフは大きいですね。さらに、特定の商品を買うとnanacoポイントが別途付与される場合もあります。この場合のポイント効率は10%を超えるので、イトーヨーカドーでの買い物の際はチェックしましょう。
貯まるポイントはnanacoポイントです。nanacoポイントはnanacoとして使うこともできますし、ANAマイルに交換することもできます。通常は50%ですが、たまに交換率が70%になる時期もありますので、ANAマイルに交換する際はチェックするようにしましょう。なお、現時点で最も効率的なANAマイルへの交換方法がこのnanacoの70%です。
また、イトーヨーカドーアプリと組み合わせると、さらにnanacoポイントが効率的に貯まります。イトーヨーカドーアプリではセブンマイルが付与され、nanacoポイントに交換可能です。セブンカード・プラスで貯まったnanacoポイントと合わせて効率的に貯めることが可能です。
入会するとポイントがもらえるキャンペーンもよくやっているので、入るならそのタイミングにしましょう。
ファミマTカード
こちらはファミマユーザに有用なクレジットカードです。こちらはファミマでの支払いでTポイントがたまります。
また、ファミペイと併用すればさらに効率よく貯めることが可能です。ファミペイにファミマTカードを登録、チャージすれば、ファミペイボーナスがもらえます。チャージしたファミペイで支払えばさらにファミペイボーナスがもらえる、というものです。
なお、私は職場の最寄りのコンビニがファミマなので、ファミマで支払いをする際はファミマTカードを使っています。
ファミペイも使えますが、実はファミマTカードでチャージしてファミペイを使うよりも、クレジットカードで直接支払った方がポイント効率が良いのでカードを使っています。
PayPayカード
バーコード決済の手段としてPayPayを使っている方は多いと思います。PayPayへのチャージ方法はいくつかありますが、クレジットカードでのチャージはPayPayカードのみで可能です。
クレジットカードでバーコード決済アプリにチャージするメリットは、決済時に得られるポイントに加え、クレジットカード利用時のポイントももらえるため、ポイントの2重鳥ができることです。
PayPayのヘビーユーザであればPayPayカードは必須と言えるでしょう。他に大きなメリットはないので、PayPayをあまり使わない、という方は検討対象から外しても大丈夫かと思います。
エポスカード
マルイ系列で利用すれば有用なポイントカードです。エポスポイントがたまります。
無料で作れますが、ゴールドカードが5,000円と比較的年会費が安めなのも魅力です。さらに、年間50万円以上利用すれば、無料でゴールドカードが作れるインビテーションが届きます。
無料のゴールドカードはなかなかないので、貴重と言えます。一般的なゴールドカードと同じように、空港のラウンジがるようできたり、ポイントの効率が上がったり、有効期限がなくなったり、無料とは思えないメリットが多いです。長い目で育ててみてはいかがでしょうか。
目的に応じて有料のクレジットカードも作りましょう

続いて、多少の年会費を支払えば使えるクレジットカードを紹介します。条件を満たせば年会費無料になるようなものもあります。
クレジットカードのポイントは、もともと航空会社のマイルを蓄積するための手段として発展してきました。
ポイントの利用方法も最近は多岐にわたりますが、ANAやJALなどの航空会社のマイルを貯めるのがメジャーです。
航空会社のクレジットカード(ANAカード・JALカード)
航空会社のマイルを貯めることを目的とする場合は、当然ですが対象の航空会社のクレジットカードが最も効率が良いといえます。
ANAのマイルをためたい方はANAのクレジットカードを、JALのマイルをためたい方はJALのクレジットカードを作りましょう。マイルは分散せずに、いずれかの航空会社に絞って貯めるか、共通で交換できるアメックスやマリオットボンヴォイなどのポイントで持っておくと良いです。
VISAやJCB、Amexなど各種ブランドに展開されているます。年会費が高額となるゴールドカードやプラチナカードを選択しない限り、基本的に通常ショッピング利用時は1%程度とポイント効率は同じです。
各社の航空券を購入・搭乗した際にボーナスマイルが付くなどかなり差が出るので、飛行機を頻繁に利用するかたは航空会社の、かつ上位のカードを選んでみてもいいかもしれません。
若手、中堅の社会人が持っておきたいクレジットカードは?のまとめ
さて、今回は、若手・中堅の社会人向けに、持っておいた方がいいクレジットカードについて紹介してきました。
カードのポイントは長く使えば勝手に貯まってくものなので、若いうちに狙いを絞って利用を続けると、将来的に結構溜まっていたりします。
ただし、有効期限がある場合は気を付けましょう。
若手のうちは、まだそれほど利用金額も大きくないと思うので無料のクレジットカードで十分かと思います。普段よく利用するECサイトやスーパーなどに応じて選ぶようにしましょう。
仕事柄飛行機の利用が多き方などは、航空会社のカードを作ってみてもいいかと思います。
また、お小遣い的にポイントを貯める方法としては、ポイントサイトを経由した買い物が必須ですのでこちらも抑えておくようにしましょう。
それでは!
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